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共焦点顕微鏡とは

レーザー顕微鏡の一種で、試料表面の立体構造を評価することや、暗い蛍光画像を明るく撮ることが可能。
共焦点レーザー顕微鏡(レーザー共焦点顕微鏡)とも呼ばれる。

■共焦点顕微鏡の利用分野
医学・生物学の他、電子部品、自動車、金属やセラミックなどの材料、半導体、FPD、化学など多岐にわたる。

■共焦点顕微鏡の用途
微小領域の顕微鏡試験、形状測定に用いる。
→元来は生物の微細形態観察(例:皮膚や毛髪など)に用いられてきた。
現在ではセラミックコンデンサやプリント基板といった電子部品の他、各種バンプ、自動車部品など、様々な材料・部品の観察に用いられている。

■共焦点顕微鏡の特徴
光学顕微鏡に比べ、以下の点に優れる。
・観察像のコントラストが良いため、鮮明に見える・分解能が高い・試料の断面像が得らることができ、立体画像が描けるまた、試料を超薄切片にしなくても断層(スライス)画像を得ることが可能で、さらにスライス画像データを解析処理することで3次元立体像を構築することも可能。

■共焦点顕微鏡の原理
レーザー光を対物レンズに通し、蛍光を発生させることで試料を極めて小さいスポットで照明してスポットをスキャンし、画像を構成する。
スポット前後で生じた蛍光フレア(観察点前後の蛍光)をピンホールの作用で除去し、スポットでの発光のみを検出して試料を観察する。

■共焦点顕微鏡に用いられる光源
ガスレーザー、半導体レーザー、白色光源

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